第一に当社はクレ-ムゼロを目指します。
万が一クレームが生じた場合は、責任者による誠心誠意の対応を約束致します。
また、私たちは、クレーム対応をお客様からの信頼を取り戻すチャンスであると
考えているので、次のように宣言致します。
社内独自の一貫したデータベースによるクレームを全て記録し、次に繋がる対応をします。
クレームの受付
お客様に気持ちよく弊社をご利用いただくために、翻訳や通訳を含むサービス全般に対し、
お客様からのクレームを受け付けております。
次のような場合は、弊社にご一報下さい。
* 納期遅れが生じた。
* 納品された翻訳の質が非常に低く、使い物にならなかった。
* 最初に提示された見積金額から、説明も無く条件が大幅に変更された。
* 弊社従業員や派遣されたスタッフによる対応が不適切であった。
* 翻訳書類や通訳に使用した関連書類の機密情報が外部に漏れた。
* 翻訳者、通訳者のプロフィールに経歴詐称と思われる記載があった。
* 派遣された通訳者のレベルが非常に低く、対応できなかった。
クレームへの対応
お客様からクレームのご報告をいただきましたら、直ちに事実関係の調査に取り掛かり、
公正かつ適切な処置をとらせていただきます。
また、クレームの解決までに費やす時間は最短で、かつ最良の方法を用いて行うよう、常に尽力致します。
クレームの事例別対処法
納期遅れ
スケジュール管理にはデジタル(社内の独自システム)とアナログ(受注表)の手法をダブルで
用い、納品日を管理する上での社内における人為的なミスを無くす努力をすると同時に、
翻訳者へも納期の厳守を周知徹底し、こまめに連絡を取る。
訳漏れ
社内のコーディネーターが納品前に必ずチェックを行う。
固有名詞の間違い
翻訳時に翻訳者が念入りに調査を行い、納品前には社内のコーディネーターがチェックを行う。
スペルミス
スペルチェック機能の活用および、第三者によるチェック(別料金)を依頼することで修正。
営業・コーディネーターの対応に関するクレーム
翻訳納品後に、お客様へ弊社よりアンケートのメールをお送りし、ご意見やご感想を伺うと
同時に、サービス全般や翻訳者、営業、コーディネーターへの評価制度を
導入することによって、サービスの改善に反映させる。
実際に発生したクレームの対応例
例1:納品した翻訳に対し、クライアントがエンドユーザーから「機械翻訳ではないか。」との
批判を受けた。
翻訳に対するエンドユーザー側のコメントをまとめて受け取り、翻訳を
担当した翻訳者に送付し、受けた批評に対する翻訳者側の意見や解説を求める。
その一方で、同じ言語に長けた別の翻訳者に、問題となった翻訳とエンドユーザー側の
コメントを送付し、翻訳のネイティブチェックを依頼すると同時に、元の翻訳とそれに
対する批評コメントの妥当性の第三者の目による判断を行う。
クライアントに、事実調査の経緯を示すと共に、翻訳者のコメント、ネイティブチェッカーに
よる意見を提出する。納品物は最終的によりよい形に改良されて、再度納品。
例2:翻訳、ネイティブチェックの依頼を受けた納品物の文中に、チェッカーのコメントが
不適切な形で残されていた。その質問のやり取りが長引いたため、クライアントより
エンドユーザーへの納品が2日間遅れた、と連絡を受ける。
納品時からのやりとりとその都度送った納品物の内容を時系列に
従って確認していく上で、チェッカーの納品時の手法に不適切な部分があったことと、問題を一度で
解決できなかったことが今回の遅延の原因であることが判明する。クライアントに調査の
経緯を説明すると同時に、弊社の不手際が原因となった部分の謝罪を行う。
今後の指導のため、チェッカーには適切な手法の指導を行う。エンドユーザーからの支払いが
滞ったクライアントの要請により、割引価格にて請求書を再発行する。
例3:派遣した通訳者が「何を言っているのか解らなかった。」とインタビューを
受けた外国人に後から言われた、とクライアントより報告される。
担当した通訳者に対し、当日どのようないきさつがあったかを問い合わせる。
そのような行き違いが合ったのは最初の1問目の質問のみで、その質問も言い回しを
変えて具体的な表現に言い換えたら通じ、その後は質疑応答にも滞りが無かったことを確認。
通訳者からの釈明をクライアントに報告し、最初に若干のミスコミュニケーションが
あったけれど、その後はスムーズに進んだ旨も説明すると共に、サービスに
ご満足いただけなかったことへの陳謝の意を表する。